理学療法士の勉強は何から始める?若手PTが最初にやるべき3つ
理学療法士として働き始めると
- 勉強することが多すぎる
- 何から手をつければいいのかわからない
- 本を買っても理解できない
こう感じることがあります。
実際、理学療法の勉強範囲は
- 解剖学
- 運動学
- 神経
- 整形外科
- 心肺
など非常に広いです。
そのため、勉強の順番を間違えると
頑張っているのに臨床が変わらない状態になります。
そこでこの記事では
理学療法士の勉強を何から始めるべきかを整理します。
最初に勉強すべき3つ
結論から言うと
最初はこの3つです。
評価
動作分析
臨床思考
この3つができるようになると
臨床の理解が大きく変わります。
① 評価
理学療法の基本は
評価です。
例えば
- ROM
- 筋力
- 感覚
- バランス
などです。
評価ができるようになると
問題点
↓
介入
↓
変化
の流れが理解できるようになります。
② 動作分析
次に重要なのが
動作分析です。
臨床では
- 起き上がり
- 立ち上がり
- 歩行
などの基本動作を観察します。
このとき
「なぜできないのか」
を考えることが大切です。
③ 臨床思考
評価と動作分析ができるようになると
次に必要なのが
臨床思考
です。
例えば
- どこに介入するか
- 何を優先するか
を考える力です。
よくある勉強の失敗
若手PTがよくやる失敗は
勉強範囲を広げすぎること
です。
例えば
- 神経
- 整形
- 心肺
- 栄養
などを同時に勉強すると
知識が整理されません。
まずは
評価
基本動作
を中心に勉強するのがおすすめです。
①〜③それぞれの深掘り
① 評価から始めるべき理由
評価とは「患者さんの今の状態を把握すること」です。
どんな治療も、まず「何が問題か」を正確につかむことが出発点になります。
評価の基本を理解せずに解剖学や運動学から入ると、知識はあるのに臨床で使えないという状況になりやすいです。
僕も新人のころ、解剖の本を読み漁ったのに患者さんの動作を見てもまったく考えが浮かばない、という経験をしました。
評価の軸は
- 何ができないのか(制限)
- なぜできないのか(原因)
- 何があれば変わるのか(仮説)
この3つを考える習慣を作ることです。
② 動作分析が上達するための練習法
動作分析は「知識」ではなく「練習量」で上達します。
毎日1〜2人分の基本動作を観察して、
「なぜこの人はここでつまずくのか」を言葉にする練習が効果的です。
最初はうまく言葉にできなくていいです。
とにかく「見る→考える→言葉にする」のくり返しで少しずつ眼が鍛えられます。
③ 臨床思考を鍛えるには「なぜ」を掘り下げる
臨床思考とは、「評価と動作分析からどんな介入をするか考える力」です。
トレーニングとして有効なのが、毎日の症例を「なぜそうなっているのか」を3段階まで掘り下げる練習です。
例えば「歩行が不安定」→「体幹の側屈制限がある」→「腹斜筋の活動が不足している」→「股関節外転筋とのコーディネーションが崩れている」という具合に、原因の原因まで考えるクセをつけることで、介入の選択肢が広がります。
まとめ
理学療法士の勉強は
1 評価
2 動作分析
3 臨床思考
この順番で整理すると
臨床の理解が深まりやすくなります。
勉強範囲を広げるより
基本を深く理解することが大切です。
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