理学療法士におすすめの在宅副業5選【回復期PT8年目が本音で解説】
「給料が上がらない」「このまま臨床だけ続けていいのか不安」——そんな気持ち、理学療法士として働いていると一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
私自身、回復期リハビリ病院で8年目のPTとして働きながら、ずっと将来への漠然とした不安を抱えていました。収入が頭打ちで、副業を考え始めたのは5〜6年目のころ。でも「何から始めればいいかわからない」「副業OKなのかな」と迷ってなかなか動けずにいました。
そこで今回は、実際に副業を始めた経験をもとに、理学療法士が在宅でできる副業5選をリアルな視点で解説します。「忙しくても続けられるか」「どれくらい稼げるか」という本音まで含めてお伝えします。
将来に不安を感じているPTの方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
理学療法士が在宅副業に向いている理由
「PTに副業なんてできるの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はPTは副業との相性がかなり良いです。その理由を3つ挙げます。
① 専門知識が「希少価値」になる
解剖学・運動学・リハビリの知識は、一般の人にはなかなか持てないものです。ブログやライティング、コンテンツ監修など、「専門家」として発信するだけで差別化できます。国家資格を持ったPTの情報は、読者からの信頼度が高いのです。
② 在宅でできる仕事が増えている
コロナ禍以降、オンラインセミナーや遠隔でのコンテンツ制作の需要が急増しました。自宅のパソコン一台で始められる副業が増え、夜間や休日の隙間時間に取り組めるようになっています。
③ 本業の経験がそのまま活きる
何年もかけて積み上げてきた臨床経験は、副業において強力な武器になります。「実際に患者さんを診てきたPTが書いた記事」「現役PTが教えるセミナー」という肩書きは、それだけで価値があります。
理学療法士におすすめの在宅副業5選
① ブログ・アフィリエイト【実際に取り組み中】
私が実際に取り組んでいる副業がこれです。リハビリや健康に関する情報を発信するブログを運営しており、月1万円の収益達成を目標に取り組んでいます。
ブログの魅力は「資産になる」こと。記事は書いた後も検索から読まれ続けるので、寝ている間も収益が発生します。最初の半年〜1年は収益がほぼゼロですが、継続することで積み上がっていく感覚があります。
- 初期費用:月1,000〜2,000円程度(サーバー代・ドメイン代)
- 収益目安:半年〜1年で月1,000〜10,000円、1〜2年で月1〜5万円も可能
- 向いている人:文章を書くのが苦にならない、コツコツ続けられる人
PTとして副業ブログを始めたい方は、この記事で始め方を詳しく解説しているのでぜひ読んでみてください。
② Webライター【医療・リハビリ記事の需要は大きい】
クラウドソーシング(クラウドワークスやランサーズなど)では、医療・健康ジャンルの記事執筆を依頼する案件が常に多数あります。「医療従事者・PT監修」と書けるだけで、文字単価が上がりやすいのもメリットです。
ブログと違い、書いた分だけすぐに報酬が発生するのが特徴。副業初月から稼ぎやすい方法です。
- 初期費用:ほぼゼロ(登録・受注は無料)
- 収益目安:月5,000〜30,000円(慣れてくれば月5万円以上も)
- 向いている人:すぐに収入が欲しい、臨床知識を文章にするのが得意な人
最初は文字単価0.5〜1円の案件でも、実績を積むことで単価アップの交渉が可能です。医療系ライターは専門性が高いため、需要が安定しているのも安心ポイントです。
③ note・Kindle出版【知識を資産に変える】
noteやAmazon Kindle Directで、PTとしての専門知識を記事・電子書籍として販売する方法です。「歩行分析の基本」「新人PT向け勉強法」「患者家族への説明のコツ」など、日々の臨床経験がそのままコンテンツになります。
- 初期費用:ゼロ(noteは無料・Kindleも登録費なし)
- 収益目安:1記事100〜1,000円 / 電子書籍1冊300〜1,000円
- 向いている人:専門知識をまとめるのが得意、文章を書くのが苦じゃない人
一度公開すれば継続的に収益が入るストック型の副業です。ブログより短い文章で始められるので、副業初心者にも取り組みやすいのが魅力です。
④ SNS・YouTube運営【長期的に育てる情報発信】
Instagram・X(Twitter)・YouTubeでリハビリや健康情報を発信する副業です。フォロワーが増えることでアフィリエイト・広告収益・企業案件へとつながります。スマホ一台で自宅から始められます。
- 初期費用:ゼロ〜数千円(YouTube用のマイク・照明程度)
- 収益目安:フォロワー1,000人超えから案件が入り始めることが多い
- 向いている人:継続的に発信できる、顔出しや声出しへのハードルが低い人
ブログと組み合わせることでSEO流入+SNS流入の相乗効果も狙えます。すぐに稼ぐというより「将来の土台を作る」意識で取り組むのがおすすめです。
⑤ 医療系コンテンツ監修【経験をそのまま収益に】
健康情報サイト・医療系アプリ・出版社などでは、専門家による記事監修の需要が年々高まっています。「国家資格を持つPTが内容を確認した」というお墨付きは、企業にとって非常に価値があります。
- 初期費用:ゼロ(実績・経験があれば問い合わせを受けることも)
- 収益目安:1本あたり5,000〜30,000円程度
- 向いている人:臨床経験が豊富、SNSやブログで発信実績がある人
監修の仕事はいきなり来るものではなく、ブログやSNSで発信を続けることで「この人に頼みたい」と思ってもらえるようになります。まず発信から始めることが、監修案件への近道です。
在宅副業を始める前に確認すること
就業規則の確認は必須
副業を始める前に、まず勤務先の就業規則を確認してください。「副業禁止」と明記されている場合は、原則として副業を行うことができません。近年は国が副業・兼業を推進していることもあり、就業規則を改定して副業OKにしている医療機関も増えてきました。
もし就業規則が「副業禁止」でも、ブログ収益程度であれば問題ないとする解釈も一部あります。ただし、確信が持てない場合は人事や上司への確認をおすすめします。トラブルを防ぐためにも、グレーゾーンで進めるのは避けたほうが無難です。
年間20万円を超えたら確定申告が必要
副業収入が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。ブログ収益やライティング収入も「雑所得」として計上する義務があります。
最初のうちは収入が少なくても、経費として計上できるものを記録しておくことが大切です。パソコン代、通信費、書籍代なども副業のための費用であれば経費になります。確定申告ソフト(freeeやマネーフォワードなど)を早めに使い始めると、後で楽になります。
まとめ:PTの在宅副業は「専門性×発信」が最強
今回紹介した5つの在宅副業をまとめます。
- ① ブログ・アフィリエイト:長期的に資産になる。実際に取り組み中。
- ② Webライター:すぐに稼げる。医療系は単価が高め。
- ③ note・Kindle出版:専門知識を資産に。手軽に始められる。
- ④ SNS・YouTube:長期的な情報発信で土台づくり。
- ⑤ コンテンツ監修:発信実績があると依頼が来やすい。
副業を始めることに迷っている方へ伝えたいのは、「完璧な準備が整ってから」を待っていると永遠に始められない、ということです。私もブログを始めた最初の3ヶ月は収益ゼロでした。でも続けたことで、少しずつ収益が出るようになり、今では副業があることで心の余裕が生まれています。
まずは自分に合いそうな副業を1つ選んで、小さく始めてみてください。PTとしての専門性は、外の世界では思っている以上に価値があります。
ブログ副業の具体的な始め方はこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひあわせて読んでみてください。

