理学療法士の転職先10選【病院以外の意外な選択肢も紹介】

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「理学療法士の転職先ってどこがある?」と検索してもどのブログも同じ答えが並んでいる。急性期・回復期・老健・訪問リハ…確かに正解だけど、それだけじゃない。

実際のPT転職市場はもっと多様で、病院やクリニック以外にも「えっ、そんな転職先もあるの?」という選択肢がいくつもある。

私(ぽん)は急性期病院で1年、その後回復期リハビリ病院で7年勤務してきた8年目のPT。転職経験もあり、同僚の転職相談にのることも多い立場から、定番から穴場まで正直に解説する。

「そもそも今の職場を辞めるべきか迷っている」という方は、まずこちらを→理学療法士が辞めたいと感じる理由と対処法

定番の転職先(サクッとおさらい)

まず定番どころを簡潔にまとめる。どのサイトにも書いてある内容なので、知っている人は読み飛ばしてOK。

急性期病院

入院直後の患者さんをリハビリする最前線。スキルは身につきやすいが、体力的・精神的にハードで離職率も高め。年収は400〜500万円台が多い。

回復期リハビリ病院(ぽんの職場)

私が7年勤めているのがここ。患者さんの回復を間近で見られるやりがいがある。チームアプローチが中心で、多職種との連携スキルが磨かれる。残業は急性期より少なめだが、土日出勤がある場合も。年収は急性期とほぼ同水準の400〜480万円台が多い印象。

クリニック・整形外科

外来メインで比較的ルーティンワーク。土日休みの職場も多く、プライベートを重視したい人に人気。年収は350〜420万円とやや低め。

老健・デイサービス

高齢者の生活機能維持が主な目的。急性期ほどの緊張感はないが、「その人らしい生活を支える」という価値観が合う人には天職になりうる。

訪問リハビリ

患者さんの自宅に訪問してリハビリを行う。一人で判断する場面が多くある程度の経験が必要。自由度が高く、自分のペースで働きたい人に向いている。

意外と知らない転職先5選【PT資格が活きる場所】

ここからが本題。「病院以外は考えたことなかった」という人にこそ読んでほしい。PT資格と臨床経験が意外なフィールドで強みになる転職先を5つ紹介する。

① ハウスメーカー・住宅リフォーム会社

「えっ、ハウスメーカーに転職できるの?」と思った方、これが意外とマジの話。

高齢者や障害者向けのバリアフリー住宅提案・住宅改修アドバイザーとしてPT資格保持者を採用しているハウスメーカーやリフォーム会社が増えている。手すりの位置・段差解消・浴室の改修提案など、PTの臨床経験が直接活きる場面が多い。

  • 土日休み・残業少なめの働き方ができる職場が多い
  • 「在宅復帰後の生活」を知っているPTは現場で一目置かれる
  • 年収は400〜550万円と職場によって幅がある
  • 営業的な側面もあるので、コミュニケーションが得意な人向け

「臨床を離れたくないけど、病院の働き方に疲れた」という人に特におすすめしたい選択肢。

② 福祉用具専門相談員(福祉用具メーカー・レンタル会社)

車椅子・歩行器・介護ベッドなどをレンタル・販売する会社で、利用者へのアドバイスや選定を行う仕事。

PT資格+福祉用具の知識を持っていると、ケアマネジャーや利用者から「さすがPTさん」と信頼される存在になれる。医療的な視点で「なぜこの用具が必要か」を説明できるのは、PT出身者の大きな強み。

  • 土日休み・残業少なめの職場が多い
  • 患者さんの生活を「モノ」で支えるという新しいやりがいがある
  • 年収は350〜500万円とピンキリ(メーカー系のほうが高い傾向)
  • 福祉用具専門相談員の資格を取ると活動の幅がさらに広がる

③ 行政・保健センター(地域包括支援センター・市区町村)

地域全体の健康を守る仕事に携わりたい人向け。介護予防事業・健康増進施策・地域支援事業の企画・運営などを担う。

個人の患者さんではなく「地域全体」を相手にする。スケールの大きさと安定した働き方を両立できる選択肢。

  • 公務員的な安定した雇用形態(常勤・非常勤どちらもある)
  • 土日休み・残業少なめが基本
  • 採用枠は少ないが、応募するPTも少ないので競合が少ない穴場
  • 臨床からは離れるので、「直接患者さんを診たい」人には向かない

「臨床だけがPTの仕事じゃない」と感じている人、地域貢献に関心がある人はぜひ調べてみてほしい。

④ 製薬・医療機器メーカー(MR・MEとして)

転職でまとまった年収アップを狙うなら、この業界は外せない。製薬会社のMR(医薬情報担当者)や医療機器メーカーのME(医療機器営業)として、医療職の経験者が積極的に採用されている。

「現場を知っている人間」として医師・看護師・PTへの提案ができる点が、PT出身者の強み。臨床目線で機器・薬の有用性を語れる人材はメーカーから重宝される。

  • 年収500〜700万円台も狙える(転職先の中でトップクラス)
  • インセンティブ制度があり、頑張り次第でさらに上も
  • 全国転勤が発生する場合があるのでライフスタイル要確認
  • 臨床経験はなくなるが、医療業界に関わり続けられる

「年収を上げたい・キャリアチェンジしたい」という人に最も刺さる選択肢。ただし転勤リスクと引き換えになる場合が多い点は正直に伝えておく。

⑤ スポーツ・フィットネス系(アスレティックトレーナー・ジムトレーナー)

「スポーツに関わりたくてPTになった」という人が最終的に行き着く場所のひとつ。アスリートのパフォーマンス向上やケガ予防・リハビリサポートを担う。

  • 民間資格(NSCA-CSCSやNSCA-CPTなど)と組み合わせると市場価値が上がる
  • プロスポーツチームのトレーナーは競争率が非常に高い
  • 年収は300〜400万円台と下がりやすいので注意
  • 「やりたいこと」を優先するなら後悔しない選択になりえる

年収面のリアルを理解した上で、それでも「これがやりたい」と思える人に向いている転職先。副業として関わりながら本業を続けるという選択肢もある。

副業に興味がある方はこちらも参考に→理学療法士が在宅でできる副業まとめ

転職先選びで大切な3つの視点

「どこが一番いいか」ではなく「自分に何が合うか」で選ぶことが大切。転職先を絞り込む際は、以下の3つの視点で整理してみてほしい。

① 何を優先するか明確にする

年収・働き方・やりがい・安定性——何を最も重視するかで、おのずと候補が絞られる。「全部欲しい」は理想だが、現実的には優先順位をつけることが大切。

② 臨床から離れることへの覚悟を確認する

メーカー・行政・住宅業界への転職は、直接患者さんを診ることがなくなる。「やっぱり臨床が好きだった」と後悔するケースも少なくない。転職前に「なぜ臨床を離れたいのか」を自問することをおすすめする。

③ タイミングを見極める

転職は思い立ったらすぐより、ある程度準備してから動くほうが有利。特に未経験の業界への転職は、情報収集と転職エージェントの活用が成否を左右する。

転職タイミングについて詳しくはこちら→理学療法士が転職を考えるべきタイミングと準備

転職先を探すならレバウェルリハビリ

PT・OT・STに特化した転職エージェント「レバウェルリハビリ(旧:リハのお仕事)」は、リハビリ職の転職支援実績が豊富で、病院以外の求人情報にも強い。

福祉用具メーカーや行政・訪問リハなど、自分では見つけにくい非公開求人も扱っているため、「意外な転職先」を探したい人にも向いている。

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まとめ

理学療法士の転職先は、定番の病院・クリニック・老健だけではない。ハウスメーカー・福祉用具メーカー・行政・製薬会社・スポーツ業界など、PT資格と臨床経験が活きる場所は思っているよりずっと多い。

大切なのは「どこが正解か」ではなく「自分にとって何が大切か」。今の働き方に限界を感じているなら、定番以外の選択肢にも目を向けてみてほしい。

  • 定番(急性期・回復期・クリニック・老健・訪問)+意外な選択肢5つを合わせて計10種類の転職先を紹介した
  • 年収アップ狙いなら製薬・医療機器メーカー、ライフスタイル重視ならハウスメーカー・福祉用具系が候補
  • 転職先選びは「何を優先するか」を明確にしてから動くのがコツ

転職活動を始める前に、まずは情報収集から。転職エージェントへの相談は無料なので、気軽に使ってみることをおすすめする。

ABOUT ME
ぽん
ぽん
駆け出しブロガー
【自己紹介】理学療法士として回復期病院に勤務中。急性期から回復期、介護予防事業に関わってきました(8年目)。2児のパパとしても奮闘中。
【趣味】TVでの野球観戦。ゴルフや草野球は最近行けてません。
【方向性】PTとしての日常や業務効率化、ちょっとした悩みなどを発信していきます。
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